こんにちは、seaです。
こちらのブログでは、「ホーロー浴槽のメリット、デメリット」をご紹介します。
ホーロー浴槽を使い始めて5年が経過した我が家で実際に感じたメリット・デメリットをまとめています!
以前、「我が家の浴室」と「浴室をホテルライクにするコツ」についてご紹介しました。
我が家の浴室のご紹介と、浴室を「ホテルライク」に見せるコツをご紹介しています! こんにちは、seaです。 以前の記事で我が家のリビングやキッチン、洗面室についてご紹介しました。
少しでもホテルライクな雰囲気に近づくようリノベーションを行った我が家は、海外のホテルをイメージしてホーローの浴槽を選びました。
実際にホーローの浴槽ってどうなの?と気になる方に、使ってみて感じた「ホーロー浴槽のメリット・デメリット」ご紹介したいと思います。
ホーローとは?
ホーロー浴槽のメリット・デメリットをご紹介する前に、「ホーロー」について簡単にご紹介。
ホーローとは、鉄やアルミニウムなどの金属にガラス質を焼き付けた「鋳物」製品。
身近なところでは、お鍋や保存容器などにも使われていて、今や定番としての不動の地位を確立している「ル・クルーゼ」や、
シンプル、使い勝手が良い、お手入れ簡単と三拍子揃った人気の「野田琺瑯」の保存容器、
ミルクの温めだけではなくお手軽調理にも使える「ミルクパン」も、全てホーロー製品!
冷たい素材の「金属」とコーディングされた「ガラス質」でできているはずなのに、なぜか温かみさえ感じる見た目、滑らかで肌に馴染むようなしっとりした手触り、いつもの料理がワンランク美味しく仕上がる熱の入り方など、ホーローを一度使うとファンになって手放せなくなってしまう方も多いかもしれませんね。
ホーロー浴槽のメリット・デメリットとは?
ここからは、ホーロー浴槽を実際に使って丸5年が経過している我が家で感じた、メリット・デメリットをご紹介します!
我が家のホーロー浴槽
メリット・デメリットをご紹介する前に、少し我が家の浴槽をご紹介。
我が家のホーロー浴槽は、ゆったり足や腰を伸ばしてお湯に浸かりたかったため、約170cmの長さがある少し大きめのものを選びました。
通常の「和」タイプの浴槽が55cm程度の深さであるのに対し、深さ40cm程度の「洋バス」タイプを選んだため、浴槽の出入りがラクで、肩までつかっても水圧による身体への負担が少なくゆったりお湯を楽しめるのも◎。
また、深さが無いため、実は「節水」にもなるようですよ。
使っている浴槽については、こちらの↓「カルデバイ(KALDEWEI)の浴槽とは?メリット・デメリット」で詳しくご紹介しています。
メリット・デメリット、ショールームや代理店情報、人気のサニフォルムプラスやジャパンモデルについてまとめていますので、宜しければご覧くださいね。
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ちなみに、以前の住まいでは「FRP(繊維強化プラスチック)」の浴槽を使っていました。
ユニットバスではほとんどが「FRP」の浴槽が使われているよう。
「FRP」の浴槽は、軽くて耐久性が高く防水性も優れているため、水漏れや破損を気にせずに使用できますよね。
一方で、ホーロー浴槽にはどんな特徴があるのでしょうか?
ホーロー浴槽のメリットとは?
ホーロー浴槽は一般的に、
- 耐久性がある
- 独特のなめらかで美しい素材
- 保温性が高い
- 表面がガラス質で雑菌が残りにくくカビが生えにくい
というメリットがあります。
ここでは、それらにプラスして感じたメリットについて触れたいと思います!
メリット①:肌当たりがしっとりなめらか
無意識に浴槽の表面をついなでてしまうような手触りや肌当たりの良さはメリットの一つ。
浴槽に背中や腕を預けてもざらざらしないしっとりした触感が、とても心地よい!
FRP浴槽だと掃除をしてもザラザラした感触が残ることがありますが、ホーロー浴槽ではほとんどありません。
メリット②:色褪せない白さと表面の光沢感
プラスチックの場合、細かいキズなどから表面が徐々にくすんでしまうこともありますが、5年経った今でも傷もくすみも見られず輝きがキープできています。
メリット③:入浴時、入浴後の温かさが続く
ホーローの特性上、お湯の熱を蓄え浴槽自体が温かくなるので触れても温かな点もメリット。
浴槽に寄りかかっても、「わっ、冷たい!」と心臓が縮み上がることもなく。
じんわりと浴槽とお湯両方から身体が芯から温まる感じがして、湯冷めもしにくい気がします。
ホーローのココット鍋で調理した際の、
「じんわり温まって、煮込み料理の出来具合がやっぱり普通の鍋とは違うかも。」
というあの感じ、(ほぼ思い込みでしょうけど)自分の身体でも体感できます。(笑)
メリット④:お手入れがラク
そして、何より、お手入れがラクなのもメリットの一つ。
浴槽に付くザラつきが簡単に落とせるので、表面のつるつるが簡単にキープできるのが嬉しい!
洗剤を付けなくても、使用後に水で流したりスポンジでさっと磨いたりすれば、スルッと汚れが落とせてしまうくらい。
ただ、水滴が溜まる浴槽のヘリの部分には、やはりどうしても「水垢」が付くので、その場合は、クエン酸パックをすると簡単に落とせます。
それでも残ってしまう水垢には「水まわり用輝き洗剤キーラ」を使用。
「キーラ」、「水栓金具の掃除」でも「キッチンの焦げ付き汚れ取り」でも登場しましたが、ここでも再登場。
使い勝手が良くて、目に見える効果があるので我が家では欠かせません。
とはいえ、超微粒子ながらも研磨材が含まれているのが気になるため、本当に「ここぞ」という時にしか使わないようにしています。
「キーラ」の効果についてはこちら↓の記事でご紹介していますので、良かったら参考にしてみてくださいね。
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ホーロー浴槽のデメリットは?
そんなメリットだらけのようなホーロー浴槽ですが、実はデメリットもありますのでご紹介しますね。
デメリット①:割れる
内側は金属製ですが表面がガラス質のため、重いものを落としたりぶつけたりすると表面が割れてしまうのはデメリット。
リノベーションの際に業者の方が一番神経を尖らせたのが、「浴槽搬入」と「施工」でした。
探し回って気に入ったこの浴槽、当時日本にこちら一つしか在庫がなく、割ってしまったら最後、また一から別のものを探さないといけないという中、
「まぁ、大丈夫でしょう。」
なんて呑気にとらえていたのですが、リノベーション会社の方も、搬入業者の方も、施工業者の方も、皆さま揃いも揃って緊張の面持ち。
「実際、よくあるんですよ、工事中に割れるの。」
「もし割れたら、スケジュールも大幅に引き直さないといけませんね…。」
そう言われて、こちらも一気に緊張感がうなぎのぼり。
結局、我が家は搬入も工事も何事もなく無事終了しましたが、ひびが少しでも入ると、そこから表面にサビが発生したり、ガラス質が剥がれて金属がむき出しになってしまうことがあるようです。
デメリット②:経年劣化によるサビ、剥がれ
物をぶつけて破損するだけではなく、経年劣化による傷やサビなどが発生する恐れがあります。
表面からのみならず、施工不良もしくは浴槽まわりのシーリング材の剥がれにより水が侵入して裏側からサビてしまい、浴槽を痛めてしまうこともあるそう。
ホーロー浴槽の場合、防水が完璧な「ユニットバス」ではなく、施工業者によって出来栄えが左右する「在来工法」で施工することがほとんどかと思いますので、水漏れ対策は十分気をつけたいところ。
ちなみに、「長時間水を溜めておく」こともホーロー浴槽には良くないようですよ。
デメリット③:重い
通常のFRPなどの浴槽よりもホーロー浴槽はかなりの「ヘビー級」。
躯体や物件によってはホーローの浴槽を使うことができない場合があるようです。
2階に入れようとしても断念せざるを得ないこともあるみたい。
重さに耐えられるか、床の補強が必要かなど、リノベーション会社や施工会社の方と事前に十分に相談しながら進めると安心ですね。
我が家ではリノベーションの際にミストサウナも付けました。
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まとめ
リノベーションの際、浴室は「最も力を入れた場所」の一つ。
身体の汚れだけではなく「ストレス…」も洗い流せる毎日のお風呂タイムを充実させることで、なんとか毎日を無事笑ってやり過ごせているかな、と思っています。
ホーロー浴槽は、
- 肌当たりがなめらか
- 素材が色褪せず光沢感が長持ち
- 入浴時、入浴後の保温性
- お手入れが楽
というメリットがあった一方、
- 割れる
- 経年劣化によるサビ・剥がれ
- 重い
というデメリットがありました。
ヒビやサビには気をつけて扱わないといけない一方で、ホーローならではの温かさや滑らかさ、見た目の上質さは何ものにも代えがたいものです。
これからリノベーションを考えている方、ホーロー浴槽に興味がある方の参考に少しでもなりますように。
また、こちら↓の記事では我が家のバスルームなどもご紹介しています!
宜しければご覧くださいね。
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