エコカラット、トイレの実例。効果とメリット・デメリット!

こんにちは、seaです。

今回の記事では、「エコカラット、トイレの実例。効果とメリット・デメリット!」についてご紹介します。

巷で言われているエコカラットのメリット・デメリットや効果について、「本当にそうなのか、実際はどうなのか」気になっている方はいらっしゃいませんか?

施工してから後悔したくないとお思いの方に、実際にエコカラットでトイレのリフォームを行なった我が家の事例を元に効果やメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

 

我が家のトイレのご紹介

まずは我が家のトイレを簡単にご紹介!

 

マンション住まいの我が家、洗面室や浴室と同様にトイレも窓がない空間です。

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我が家の浴室水栓

常に密閉感のある暗い空間。あえて暗さを陰影として活かすような雰囲気にしてみました。

壁が「エコカラット」です。

 

トイレのエコカラット(メリット・デメリット)②

 

照明はスポット照明1つのみ。

 

トイレのエコカラット(メリット・デメリット)③

 

ちょうど照明が当たるところにトイレットペーパーホルダーがあって、光でホルダー上のホコリが目立ちやすいのはとても残念。

トイレットペーパーを使う度に細かいチリが結構舞ってしまうのですよね。

「もう少し照明の位置をずらせば良かったかな。」と、少し後悔しています。

 

トイレのエコカラットの効果は?メリット・デメリット(トイレ内部)

  

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我が家のトイレのエコカラットは「たけひご」というデザインのものを選びました。

 

エコカラット(たけひご)

 

上から光があたった壁の線状の陰影が浮かび上がる雰囲気、結構気に入っています。

 

さてここからは、巷で言われているメリット・デメリットや効果について、我が家で実際に使ってみた感想をご紹介したいと思います。

 

エコカラットのメリットは?

 エコカラットのメリットを調べてみると、概ね以下のようなものが挙げられます。

  1. 脱臭
  2. 調湿
  3. ホルムアルデヒドなどの有害物質を低減
  4. 水拭き可能
  5. 豊富なデザイン

実際はどうなのか、気になっている方も多いかもしれませんね。一つ一つご紹介します。

 

メリット①:脱臭

  • 結論:脱臭効果あり

リフォームではデザインの優れた普通のタイルや調湿壁紙も候補に上がっていましたが、突出した脱臭効果があるという点でエコカラットを選びました。

 

エコカラットのメリット(脱臭)
(リクシルのHPの画像をお借りしています。)

調湿壁紙や同じく脱臭効果があるといわれる珪藻土と比べても、実力差、すごいですね。

トイレにはごく小さなルームディフューザーしか置いていませんし(たまに中身が無くなっても放置してしまっていることも)、人並み程度の掃除しかしておりませんが、数年経った今でも全然臭いが気にならない為、効果はあると感じています。

 

メリット②:調湿効果

  • 結論:体感では調湿効果はありそう

調湿効果は、珪藻土の6倍調湿壁紙の25倍の実力があると言われているようです。

 

エコカラット(メリット:調湿)
(リクシルのHPの画像をお借りしています。)

数値を測定した訳ではなくあくまで個人的な感覚値での感想ですが、マンション1階の我が家、夏場に室内中が蒸し蒸ししていても、トイレは何故か常にさらさらしていることに気がつきました。

別の場所に置いていてカビやすいものをトイレに置いていてもカビの気配もなく、やはり効果があるのでは体感しています。

ちゃんとご自宅で検証した方がいたら、教えて欲しいです!

 

メリット③:ホルムアルデヒドなどの有害物質を低減

  • 結論:?

実際に我が家にどの程度有害物質が浮遊しているのか不明で検証しようがないため、すみません、結論は出ず。

ただ、日本建築センターの試験によると高い濃度のホルムアルデヒドなどの有害物質が、厚生労働省のガイドラインを1日で下回り、その後も低減効果が継続する旨確認されたようです。

 

エコカラット(有害物質の低減)
(リクシルのHPの画像をお借りしています。)

実際の効果は体感できない為わかりませんが、空気清浄機と同様に害があるものを低減できるなら採用しても損はありませんよね。

 

メリット④:水拭き可能 

  • 結論:水拭きできるが課題あり

エコカラットがザラザラした素材のため、ペーパー系のお掃除シートで拭くとシートの繊維がタイルに引っかかってしまいかなり拭きにくいのは盲点でした!

濡らしたティッシュでさっと拭こうとしても、ティッシュの屑が壁に残ってしまう。

もう少し凹凸の少ないフラットなデザインを選べばお手入れしやすかったかなと思います。

目の細かい布をわざわざ準備して拭くのも面倒になって、最近はホコリは掃除機で吸うのみになりました。。

 

メリット⑤:豊富なデザイン

  • 結論:デザイン◎、種類も豊富

機能性素材のタイルは「見た目はともかく機能重視」な勝手なイメージでしたが(ごめんなさい)、エコカラットを見てそのイメージが大きく変わりました。

例えば「ストーングレース」は、ナチュラルな砂岩の流れ模様がシックで素敵。

 

エコカラット(ストーングレース)
(画像はリクシルのHPからお借りしています。)

海外の高級タイルと遜色の無い素敵なデザインのものが多数取り揃えられているため、インテリアにこだわりのある方でも満足できると思います!

 

エコカラットのデメリットは?

逆にデメリットについても感想をまとめてみました。

デメリットを調べてみると、概ね以下のようなものが挙げられます。

  1. 衝撃に弱い
  2. 壁に穴を開けられない
  3. やり直しができない
  4. ホコリが溜まりやすい
  5. 価格が高い

こちらも実際にどうなのか、我が家の体験をご紹介します。

 

デメリット①:衝撃に弱い

  • 結論:やっぱり衝撃に弱い

一見堅そうなエコカラットですが、金属や硬いものにぶつかるとすぐ欠けたり割れたりするので注意して扱うよう、リノベ会社の方に教えていただきました。

施工業者の方も「掃除機が当たっただけで割れた」事例もあるとおっしゃっていました。

割れた場合は「カラットコーク」というコーキング材で目立たないようにすることができるようですが、修理した後が残るので、メンテナンスやお手入れの際は十分気をつけたいですね。

 

デメリット②:穴を開けられない

  • 結論:穴は開けられないと思っていた方が良い

エコカラットの壁は後で簡単に穴を開けることが難しい旨、リノベ会社からリフォーム時に説明がありました。

エコカラットの壁に絵や鏡、ポスターなどを飾りたい場合は工事の際に事前に相談した方が良さそうです。

業者の方に頼めば後からでも開けられるかもしれませんが、前述した通り欠けやすい素材でもある為、きれいに穴が開けられるかはわかりません。

ちなみに、リノベ会社の方には、エコカラットを全面に貼るのではなくアクセントクロスのように一部だけ貼り付けると後から絵などを飾ることができるといった提案もいただきました。(採用しませんでしたが。)

一部だけにする場合、エコカラットの脱臭や調湿効果が得られる必要な面積の目安が決まっているので、リノベ会社に相談して決めると良いかもしれませんね。

なお、エコカラットは表面がザラザラしている為、吸盤や後からはがせる接着シートなどを使って飾るのも難しそうです。

 

デメリット③:やり直しが難しい

  • 結論:やり直しは難しい

エコカラットは専用の接着剤でしっかり貼り付ける為、簡単に剥がすことは難しい旨もリノベ会社の方から言われました。

剥がす場合は下地までやり直す必要があるようです。

エコカラットを使う場合は、サンプルを取り寄せたり、十分にデザインや設置場所をシミュレーションしたりしてから選ぶと良いですね。

 

デメリット④:ほこりが溜まりやすい

  • 結論:ほこりが凹凸に溜まる

我が家で採用した「たけひご」が特に凸凹が強調されているデザインだけあってか、確かにホコリは溜まります。表面がザラザラしていますし、溜まらないわけがない。。

ただ、トイレという場所柄、換気扇が強力なのか想像していたよりもホコリは気になりませんでした。

気になったら掃除機にブラシノズルを付けてさっと吸い取るようにしています。

気になる方はなるべく凹凸が少ないデザインを選ぶと良いかもしれませんね。

 

デメリット⑤:価格が高い

  • 結論:初期投資は高めだが、何を投資対効果とするかによる

エコカラットは一般的な壁紙と比べ価格が高く、グレードによっては一般的な壁紙の5倍〜20倍になるようです。

ちなみに、トイレをエコカラットに張り替える場合、工事費含め大体5万〜9万円が相場とのことです。

一般的な壁紙に張り替える場合の費用相場は2.5万円〜4万円程度とのことで、少なくとも倍の費用以上を見込んでおくと良いかも。ただ、壁紙もデザインにこだわるとより高額になる場合もあります。

エコカラットの価格差をデザインや機能面から妥当と考えるかどうか、ご家庭のニーズや費用などを考慮しながら判断するのが良さそうですね。

 

まとめ

メリット・デメリットを理解した上で、エコカラットを選んでトイレをリフォームした我が家。

素敵なデザインのものも多いですし、次回トイレのリフォームする時もエコカラットを選ぶつもりです。他の部屋でも使ってみたいと思っています。

エコカラットをご検討されている方に少しでも参考になりましたら嬉しいです。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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