こんにちは、seaです。
先日、東京の東陽町、竹中工務店本店1階にある「Gallary A4(ギャラリーエークワッド)」まで行ってみました。
お目当ては、2/27まで開催中の、
「アイノとアルヴァ 二人のアアルト 建築・デザイン・生活革命」展。
20世紀を代表するフィンランドの世界的建築家であるアルヴァ・アアルトと、妻であり仕事を支えたパートナーでもあるアイノ・アアルト。
二人が追究した、小さくとも豊かに生活するための住宅デザインである「最小限住宅」。
こちらの展覧会では、1930年に開催された「最小限住宅展」で実際に展示された家具を使って一部を原寸大で再現し、また、その建築コンセプトやデザインに至る思想などを知ることができます。
会場内では全て「写真撮影OK」!
気兼ねなくじっくりと「観る」「撮る」ことができますね。
アアルトの貴重な住宅設計図も展示されていました。
この展覧会のもう一つの目玉、
アアルト夫妻の自邸の一部を「AR(拡張現実)」で再現。
素敵なモノトーンの壁紙で彩られた空間に、数々の写真パネルが掲げられています。
この空間、ただの展示かと思いきや、貸し出してくれるiPadのような機器のカメラを通すと、解説映像を見たり、ヘルシンキの「アアルトの自邸」をARで体験したりすることができます。
わくわくする演出で、なかなか楽しかったですよ。
これから行く方もいらっしゃるかもしれないので、こちらではARの写真はご紹介しませんが、
ご興味がある方、ご自身の目でぜひ!
AR展示の空間には、他にも「自邸の設計図」や、
アアルト夫妻がデザインした「オリジナル作品」も展示されています。
「絶妙」としか言いようがない色彩のガラス食器の数々。
北欧の深い森や大地の色、空の青などを感じさせるようなアースカラーの組合わせに、ぐっと惹きつけられます。
アイノ・アアルトのタンブラーは、ショットグラスのような小さなサイズのものもあったり。
ミニチュアみたいで、可愛いらしい!
幼い頃にお気に入りだった飴のような、どこか懐かしい色の輝きを放つガラス。
シンプルなインテリアを目指すと、食器類もつい「モノトーン」に目が行きがちですが、この「色の世界感」にぐっと心を掴まれてしまいました。
比較的小さなスペースでの展覧会でしたが、「小さな暮らしを考える」というコンセプトのもと、魅力的な展示がぎゅっと詰まっていて、見応えのある内容になっていたと思います。
なにより一番驚くのは、この展示会が「無料」なこと!
ご興味がある方は、気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。
さて、
自宅に戻ってからも、あの「魅力的な色彩」が気になっていたところ、
イッタラの素敵な新作に目が留まりました。
「すごく、良い色!」
イッタラの2020年のテーマカラー、「リネン」。
「亜麻畑」に着想をされた色だそうですが、まさに、展覧会で見た「なつかしさ」を感じさせる素敵な「あの色の世界」を実現できそう。
もちろん、アイノ・アアルトのあのタンブラーも、
アルヴァ・アアルトの名作も、
カステヘルミも、この新色「リネン」の新作が出ています。
展覧会でみた「あの色の世界」、私の力量では「うまくコーディネートができないかな・・・。」と、憧れだけを抱いていた感じでしたが、
こちらの「リネン」の色は、「ブラック」や「ホワイト」の優しい「差し色」として、うまくコーディネートができそう。
モノトーンの色味に柔らかさをプラスしてくれそうですね。
北欧風な空間はもちろんのこと、「ホテルライク」「シンプルモダン」など、インテリアのテイスト問わずに使えるカラー、
タンブラーを既に「ショッピングカート」に入れてしまいました。(笑)
ぽちっと最後の一押しするべきか。
あー、買ってしまいそう!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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宜しければご覧くださいね。
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