こんにちは、seaです。
今回は「加湿器はいつ使う?使用時期の目安は?」についてご紹介します。
乾燥が気になる季節。喉や肌の乾燥や感染症予防で加湿器を使う方も多いですよね。
でも、いつからいつまで使うのが正解なのでしょうか?
- 使う時期、目安は?
- 加湿器はいつ使うべき?
という疑問をお持ちの方に、詳しくご説明します!
湿度とは?
まず「湿度」について簡単にご説明しますね。
湿度とは、空気の乾燥を表す指標の一つです。
- 相対湿度
- 絶対湿度
の2種類あり、
- 相対湿度:その時の気温における飽和水蒸気量に対する空気中の水蒸気の割合(%)
- 絶対湿度:1立方メートルに含まれる水蒸気の質量(グラム)
です。天気予報など私たちの生活で馴染み深いのは「相対湿度(%)」の方ですね。
この記事での「湿度」も「相対湿度(%)」を意味しています。
使う時期、目安は?
人間にとって最適な湿度は?
ASHRAE(米国暖房冷凍空調学会)によると、人間にとって健康的に暮らせる湿度の目安は
- 40%〜60%
と言われています。
湿度40%以下では、乾燥のし過ぎで肌や喉が不快になるだけではなく、ウイルスが活発になります。
逆に湿度60%以上だと、カビやダニが発生しやすくなります。
世界最大の権威ある健康ニュース機関であるHealthDayによると、
COVID-19の罹患者数と死亡者数は、1年のどの時期であるかに関わらず、湿度が40%を下回るまたは60%を上回る場合に増加する。
一方で室内湿度40%〜60%の場合、新型コロナウイルスの罹患者数と死亡者数を鈍化させる。
参考文献:HealthDayの記事を抜粋し要約 Copyright ©️ 2022 HealthDay. All rights reserved.
という研究結果が発表されました。
新型コロナウイルスのような感染率の高い感染症予防の観点でも、加湿器などを使って40%〜60%の湿度を保つことがとても重要ですね。
日本は年々乾燥化している!
実は、日本は年々乾燥してきていることはご存じでしょうか?
以下は、気象庁による東京都相対湿度の年平均値(%)を参考にグラフにしたものですが、
統計を取り始めた1876年の78%に対し、2013年は61%まで減少しています。
(2014年以降のデータは観測環境や測定方法等を変更したため、念の為除いています。)
近年都市化が進むことで乾燥化することは指摘されていましたが、理由として、
- 樹木を伐採して地表をアスファルト等で覆うことで、地面からの水蒸気の放出が減った
ことが挙げられます。
日本で都市化が進むのと並行して加湿器のニーズがますます高まっているのも納得ですね。
また、気象庁による東京都の最小湿度(%)と平均湿度(%)を参考に、月毎の最小湿度と平均湿度の過去三か年(2020年〜2022年)平均をまとめたのが下記グラフです。
砂漠の平均湿度が20〜25%といわれています。
東京では、特に11月からぐっと湿度が低くなり始め、12月から翌年5月まで最小湿度が10〜20%前半になり、砂漠の平均湿度より低くなるのは驚きですね。
日本では晩秋〜春にかけて湿度が低下する傾向だとわかります。
よって、この時期に加湿器を使うのがベストですね。
【結論】加湿器はいつから使うべき?
以上のことから、加湿器を使う時期は、特に湿度が低くなる
- 11月前後〜5月前後
が最適です。
- お住まいの地域の気候・環境
- 建物の気密性
でも、湿度が変わってきますので、天気予報で公開されている湿度や湿度計などを目安に、適切な湿度(40%〜60%)を保つようにしたいですね。
夏場でも冷房を使うことで室内が乾燥することもありますので、場合によっては一年中使うこともありそうです。
健康のためには季節を問わず、
- 室内の湿度が40%以下
になったら使うようにすると安心です。
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まとめ
人が健康的に暮らせる最適な湿度は、
- 40%〜60%
とわかりました。
日本は都市化が進むにつれ年々乾燥化していて、特に乾燥する
- 11月前後〜5月前後
に加湿器を使うのが良さそうです。
健康のためには季節を問わず、
- 室内の湿度が40%以下
になったら使うようにすると安心です。
お住まいの地域の気候や環境、建物の気密性、冷暖房の利用の有無によっても湿度は変わりますので、湿度計を使って湿度を計り、40%〜60%の湿度を保つようにするのがおすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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