バルミューダ加湿器レイン(Rain)のレビュー!メリット・デメリットは口コミ通り?

バルミューダ加湿器レイン(Rain)のレビュー。メリット、デメリットやお手入れ方法について詳しくご紹介します。

最近ではおしゃれな加湿器が増えていますが、その中でも人気のバルミューダの加湿器

我が家では4年前に購入したバルミューダの加湿器レイン(Rain)を愛用していて、今年で5シーズン目を迎えます。

 

バルミューダのレインについて、

  • 選んだ理由
  • メリット
  • デメリット
  • お手入れ方法

について詳しくご紹介します

お手入れの注意点についてもご紹介していますので、要チェック!

 

加湿器って必要?

そもそも加湿器って必要?」と、加湿器の必要性を感じない方もいるかもしれません。

 

ある調査では加湿器を使用している人、使用していない人の割合がほぼ半々だったという結果があるようです。

お住まいの地域やご自宅の構造によっては、加湿器の必要性を感じない方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

  • 加湿器を使うべき理由
  • 加湿器はいつからいつまで使うべきか
  • 使う時期の目安

について以下記事で詳しく解説していますので、ご参考に!

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バルミューダの加湿器レインを選んだ理由

バルミューダの加湿器レインを選んだポイントは、

  1. デザイン
  2. 加湿方式
  3. お手入れが簡単

の3つ。それぞれご紹介しますね。

 

バルミューダの加湿器レインを選んだ理由①:デザイン

ツヤのある温かみのあるホワイトで、壺のような丸みのあるフォルム。

 

バルミューダの加湿器「レイン(Rain)」のレビュー②:本体全体

 

発売当時は「加湿器然」としていない見た目に驚いた方も多いはず。

 

当初は、cado(カドー)の加湿器のような「モダン」で「シャープさ」が感じられるこれまた素敵なデザインの加湿器もとても気になっていたけれど、

 

バルミューダの加湿器(カドー①)
By: rakuten.co.jp

 

バルミューダの加湿器の「メカニック感」のない丸っこい愛らしいフォルムは、冬の寒々しい室内に温かみを与えてくれるように思います。

無駄を削ぎ落とした幅広いテイストのインテリアに溶け込むデザイン、気に入っています!

 

バルミューダの加湿器レインを選んだ理由②:加湿方式

加湿器の加湿方式は主に、

  • スチーム式
  • 超音波式
  • 気化式
  • ハイブリッド式

の4種類。

 

それぞれの加湿方式の特徴や、失敗しない加湿器選びについての詳しい解説を以下記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。

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バルミューダの加湿器は「気化式」で、この加湿方式なのも選んだポイントです。

「気化式」の特徴は、

  • 蒸気が出ない

超音波式や加熱式のような蒸気が目に見えるモデルは、見た目にも癒されます。

ただ、「配置に気をつけないと建具や家具がぬれる」「蒸気の排出口に白い粉が付く」などの口コミが気になっていました。

 

  • 優しく加湿する

気密性の高いマンションでは冬でも結露カビには気をつける必要があるため、パワフル急速な加湿機能よりも優しく加湿する気化式モデルが良いと考えました。

 

  • 雑菌が放出されにくい

バルミューダのレインは、同社の高性能な空気清浄機と同じ酵素フィルターを採用

取り込まれた空気に含まれる細菌を分解しホコリや雑菌を取り除き、清潔になった空気を加湿して放出します。雑菌が放出されるリスクが少ない点も高ポイントです。

 

バルミューダの加湿器レインを選んだ理由③:お手入れの手軽さ

比較して迷っていた超音波式加湿器の場合、

  • 週2回以上の頻度でお手入れが必要
  • パーツによっては「ブラシ」を使ったお手入れが必要
  • 吹出口や機器に白いものが付着する

といった点が気になっていました。

バルミューダは比較的お手入れに手間が掛からない点も決め手となりました。

 

バルミューダの詳しいお手入れ方法は、後半でご紹介しますね。

ここからは実際に使って感じたメリット、デメリットについてご紹介します。

 

スペック
サイズ:W350 × D350 × H374mm
重量:約5.7kg
保証期間:お買い上げから2年間(公式ストアの場合3年間)

バルミューダの加湿器レインのメリット

まずはメリットから。

  1. 汚れが目立たない外観
  2. 操作・給水が簡単
  3. 静か
  4. お手入れが簡単

一つ一つご紹介しますね。

 

メリット①:汚れの目立たない外観

 

バルミューダの加湿器「レイン(Rain)」のレビュー①:リビングでの写真

 

外側のつやが劣化することなく、外観が黄ばむことなく、購入した当初の素敵な外観をキープ。

つやのある素材の曲線のフォルムはホコリが付きにくく、優しいホワイトの外観はホコリが目立ちません。

そういえば最近ワイパーで外側の拭き掃除をしていなかったような、、、でも、見た目はピカピカで助かっています。

 

加湿器の購入前に懸念していた「加湿器への白い付着物」や「家具や床の濡れ」も一切ないですよ!

 

メリット②:操作・給水が簡単

上部のコントロールリングで操作を行い、直感的に操作可能!

「オートモード」、「マニュアルモード」、「タイマー設定」などは上部の有機EL画面に表示されます。

過剰な表示も操作も必要ないため、簡単&シンプル

 

 

給水は上部から水を注ぐだけ。

タンクを取り外したり持ち歩いたりすることなく、これまた簡単&シンプル

 

注ぎ口が大きいため、水をこぼしにくい点もポイントです。

給水はほぼ毎日することですし、簡単&シンプルな給水方法は、ちょっとしたことのようで個人的にはとても大きなメリット

 

バルミューダの加湿器「レイン(Rain)」のレビュー③:給水方法の説明

 

水を注ぐところの液晶表面の水アカが気になる!

といった口コミを見かけますが、

  • 液晶部分に残る水滴は、ティッシュでさっと拭き取る

ようにしているので、5年目の今でも水垢はまったく気にならないですよ。

 

ちなみに、給水量は稼働中でも有機EL画面でひと目でわかるようになっています。

また、水が完全になくなるとビープ音がして動作が止まるようになっています。

 

バルミューダの加湿器「レイン(Rain)」のレビュー④:給水お知らせ
液晶画面にも「給水してください」と表示されます。

 

メリット③:静か

気化式の加湿器はファンを回して水を気化させる方式のため「ファンの音が大きいのではないか。」と購入前は気になっていました。

寝室に置いて、「うるさくて眠れない!」なんて、悲劇以外のなにものでもない・・・。

 

設定湿度(我が家では50%)に達するまでは、確かにゴォーっとファン音が響きます。

ですが、設定湿度に達すると、

「あれ、動いてる?」

と心配になるくらい、とっても静か。

 

蒸気も出ないため、動いているんだかいないんだかよくわからないくらい。

 

寝室など静かな場所で使いたい場合には、

  • 常に稼働させておく
  • オートモードではなくマニュアルモードで風量を調節する
  • 寝る前に事前に動かしておいて最適湿度にしておく

のいずれかがオススメです。

 

バルミューダの加湿器「レイン(Rain)」レビュー⑤:寝室に配置
我が家の寝室でも静かに活躍してくれています。

 

メリット④:お手入れが簡単

バルミュータの加湿器は、シンプルな構造になっています。

 

バルミューダの加湿器「レイン(Rain)」のレビュー。パーツの説明。

 

どんなに素敵なデザインだったり、高性能だったりしても、無理なく楽にきれいが保てないと、面倒臭くなって結局使わなくなってしまいますよね。

バルミューダの加湿器も「全くお手入れしなくてOK!」というわけではないですが、細かい部品をブラシを使って洗う必要がないため、思っていたよりも負担なし

詳しいお手入れ方法は後半でご紹介しますね。

バルミューダの加湿器レインのデメリット

こちらからは、使っていて感じたデメリットをご紹介します。

  1. サイズが大きめ
  2. におい
  3. 1回で給水できない
  4. たまに動作音がうるさい

一つ一つご紹介しますね。

デメリット①:サイズが大きめ

今は気になりませんが、自宅に届いて箱を開けた時の初見は「あれ、思ったより大きくない?」。

広くて天井の高い店舗内では気になりませんでしたが、部屋の広さや置き場所によっては存在感が気になります。

本体の直径が約35cmあり、断面が円形のためちょっとしたスペースに置くのは難しいかもしれません。

 

目立たないようにこっそり置くのではなく、潔くインテリアアイテムの一つとして楽しむような使い方をおすすめします!

 

デメリット②:におい

お手入れを怠ったまま稼働させると酸っぱいような臭いを発することがあります。

例えば、水を入れたまま放置をしたり、フィルター交換をせずに翌シーズンを迎えてそのまま使用してしまったり。

臭いがした場合は、重曹による浸け置き洗いが効果的なようです。(詳しいお手入れは次章をご参考に。)

臭い=雑菌の可能性が高く健康を害さないためにも、バルミューダの取扱説明書通りのサイクルと手順でお手入れをし、指定のタイミングでフィルターを交換するのがおすすめです。

 

デメリット③:1回で給水できない

水タンクを持ち運んで水道から直接水を注ぐのではなく、直接本体に水を注ぐ方式なので、水を注ぐ容器によっては何回も給水が必要になります。

 

タンクを取り外したり重い水タンクを持ち運ばなくて良かったりするのは、楽といえば楽でかなり実用的なのですが、なかなか満水にならなくてちょっと面倒に感じることもあります・・・。

 

デメリット④:たまに動作音がうるさい

快適な湿度になるまでの初動や、パワーを強めるとファンの音が結構大きくなります。

  • 適したサイズの部屋で使うようにする

のがポイントです。

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最適な湿度になれば静かになりますので、寝室など特に静かな部屋で使いたい場合には、

  • 常に稼働させておく
  • オートモードではなくマニュアルモードで風量を調節する
  • 寝る前に事前に動かしておいて最適湿度にしておく

のいずれかがオススメです。

 

レインのお手入れ方法 

具体的なバルミューダ・レインのお手入れ方法をご紹介しますね。

購入前は「面倒くさそう・・・。」と思っていましたが、思った以上に簡単。

加湿器のお手入れを怠ると、加湿器の中の発育した雑菌やカビを放出し吸い込むことで体に悪影響を与えるリスクがあるため、面倒でもしっかり行いましょう!

 

レインは2つのフィルターがあります。

  • 加湿フィルター:ボウル内の水を吸い上げ空気が通る時に気化した水分だけを渡す
  • 酵素プレフィルター:外部から取り込んだホコリや雑菌の流入を防止

 

 

お手入れ①:2週間に1度程度【必須】

  • 酵素プレフィルター掃除(掃除機で吸う)
  • 給水ボウル加湿フィルター銀イオンカートリッジの水洗い

2週間に1度、液晶画面にフィルタークリーニングサインが表示されますので、そのタイミングで行います。

 

お手入れ②:月に1度【推奨】

加湿フィルターの月一度の洗浄が推奨されています。

  • 吹き出す風が臭う場合→水1リットル:重曹約60グラムにつけ置き洗い(60分〜)
  • 水垢を取る場合→水1リットル:クエン酸約6.5グラムにつけ置き洗い(60分〜)

 

前述の2週間に一度のお手入れは「必ず行うよう」取扱説明書に記載がありますが、こちらは「1ヶ月に一度程度の浸け置き洗いをお勧め」とあるため、厳密にお手入れできなくても問題はないかも。(私はやっていないです。)

ただ、気になる方はサイクルを守ってお手入れをした方が安心ですね。

 

お手入れ③:1年に1度【必須】

  • 酵素プレフィルター、加湿フィルターの交換

酵素プレフィルターと加湿フィルターはセットで4,000円程度。

他の加湿器のフィルターと比べるとお手頃なのがありがたいですし、購入して交換するだけなので簡単!

 

バルミューダ加湿器(フィルター)
By: rakuten.co.jp

 

お手入れの注意点!

  • バルミューダ純正品ではないフィルターが出回っています

模造品は見た目はそっくりですが、バルミューダのいう性能通りに使えているかわかりません。

正規品じゃないと保証のサポートを受けられない恐れも。

模造品は多少安い程度で値段も大して変わらないですし、純正品を購入した方が安心ですね。

 

  • フィルター交換、お手入れの頻度を守る!

フィルターを何年も使い続けるといった口コミも散見しますが、雑菌の繁殖と室内への放出を防ぐため、交換頻度を守るのがおすすめです。

お手入れを怠って「加湿器肺炎」になり重篤な症状をひき起こした事例もあるようです。(参考:NHK「加湿器で肺炎!?正しく使って」

「フィルター代がもったいないなぁ」なんて思ったりもしますが、

健康のために加湿器を使って体に悪いのは本末転倒なので、正しい頻度で交換、お手入れしましょう!

 

おしゃれでおすすめの加湿器、卓上加湿器を厳選してご紹介しています!以下記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

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まとめ

バルミューダの加湿器は、それなりにお手入れは必要ですが、操作も給水もとてもシンプル、ランニングコストも比較的手頃で、個人的にはとてもおすすめです。

何より、「メカニック感」のない優しいデザインはインテリアに違和感なく溶け込み、インテリアにこだわっている方こそ末永く愛用していけるのではと思います。

 

一度使うと手放せなくなる加湿器、今は素敵なデザインのものが豊富ですし、お気に入りの一つを見つけてみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

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