こんにちは、seaです。
今回は「加湿器の選び方!失敗しないための6つのポイントとは?」についてご紹介します。
空気が乾燥してくる季節に使われる加湿器。
最近ではたくさん種類があり選び方に迷っている方も多いかもしれませんね。
今回の記事では、乾燥からくる不快な症状を和らげるための「理想的な加湿器の選び方」について詳しくご紹介します。
なぜ加湿器が必要なの?
1. 乾燥の影響
空気が乾燥する季節はもちろん、冷暖房を使うことが多い室内では冬場だけでなく乾燥しがちです。乾燥によってのどの痛みや肌の乾燥など、不快な症状を引き起こしますよね。加湿器で湿度を上げることで不快さを軽減してくれます。
2. 健康への影響
空気中の湿度が低いとさまざまな感染症のリスクを引き起こします。風邪やインフルエンザなどはもちろん、新型コロナでも湿度の影響が研究によって明らかになりました。適切な加湿を保つことで感染症を予防できることがわかってきています。
湿度による健康への影響、加湿器の使う時期、目安についても詳しくご説明しています。よろしければ以下記事を参考にしてくださいね。
こんにちは、seaです。 今回は「加湿器はいつ使う?使用時期の目安は?」についてご紹介します。 乾燥が気になる季節。喉や肌の乾燥や感染症予防で加湿器を使う方も多いですよね。 […]
さて、ここからは理想の加湿器の選び方について詳しく解説します。
- 加湿器の種類
- 部屋の広さ
- 加湿器の水タンク容量
- メンテナンスのしやすさ
- コストパフォーマンス
- デザイン
で選ぶのがポイントです!一つ一つご紹介しますね。
選び方①:加湿器の種類
加湿器は主に4種類あります。まずはその特徴をチェック!
1. スチーム式加湿器
- 水をヒーターで加熱し蒸発。その蒸気をファンで室内に放出し加熱する方式。
メリット
水を沸かす為雑菌が繁殖しにくく衛生的で、室温を上げる為寒い時期に使いやすいです。加湿能力が高く、早くパワフルに加湿する点もメリット。
デメリット
蒸気や吹き出し口が熱くなりやすい、消費電力が大きい、カルキが吹き出し口などに付着しやすい点がデメリットです。
2. 超音波式加湿器
- 超音波で霧(ミスト)を発生させ、ファンで室内に噴霧する方式
メリット
静音性が高く、お手入れも比較的簡単。コンパクトでデザイン性が高く、低価格なものも多いです。
デメリット
手入れを怠ると雑菌の繁殖やカルキの汚れが付着しやすい、水の粒が大きく周囲のものを湿らせてしまうといったデメリットが。
3. 気化式加湿器
- 水を含んだフィルターにファンで風をあて水を気化させ加湿する方式
メリット
水の粒子が細かく雑菌の放出が抑えられる、ヒーターを使わない為電気代が安い、蒸気が熱くならない、自然な加湿ができる点がメリット。
デメリット
比較的加湿までに時間が掛かる、加湿フィルターの定期的な交換が必要な点はデメリット。ファンやモーター音など運転音が気になるモデルも。
4. ハイブリッド式加湿器
- 二種類の加湿方式を組み合わせた方式
メリット
加湿速度を早める、静か、省エネなどそれぞれの加湿方式の弱点を補った進化したモデルが多いです。
デメリット
機能面の充実から価格が高くなりがちです。
選び方②:部屋の広さ
広さに合った加湿力
部屋の広さに合った加湿器を選ぶこともポイント。広い部屋だと加湿力が足りなくなる場合があるので、要注意。
一般社団法人日本電機工業会によると、加湿器の適用床面積は
- 室温20℃、湿度30%の時に、1時間あたりで放出できる水分量(例:500ml/h)
と定められています。
部屋の広さと最適な加湿能力については、同工業会による以下の「適用床面積の目安表」も参考にしてみてくださいね。
製品毎に「適用床面積」が異なるため、購入前に製品カタログでチェックすると良いですね。
選び方③:加湿器の水タンク容量
加湿器の水タンクの容量は連続運転時間と関係があります。
タンク容量が小さいと水が無くなり加湿が度々停止したり、給水回数が多くて煩わしいことも。逆にタンク容量が大きいとタンクへの給水頻度が少なくて済みますが、本体のサイズが大きくなる、給水時にタンクが重くて持ち運びに苦労するといったデメリットもあります。
選び方④:メンテナンスのしやすさ
1. お手入れが簡単なデザイン
雑菌の繁殖と室内への放出を防ぐため、加湿器を清潔に保つことは重要。ひどい場合には「加湿器肺炎」になり重篤な症状をひき起こす場合もあるようです(参考:NHK「加湿器で肺炎!?正しく使って」)。
フィルター交換や水洗いなどお手入れがしやすいデザインを選ぶと、日常使いしやすくおすすめです。
2. 交換部品の入手のしやすさ
部品やフィルターの定期的な交換が必要なモデルもあります。手に入りやすい、交換部品やフィルターの価格が安いモデルを選ぶのもポイントです。
選び方⑤:コストパフォーマンス
1. 予算に合ったモデルの選択
最近は高価な加湿器も増えていますが、「高い=性能が良い」とは限りません。ご自身が求める加湿性能よりオーバースペックの場合もあります。予算と求める加湿性能を考慮してコストパフォーマンスを見極めましょう。
2. 長期的なランニングコスト
電気代や交換部品代、交換フィルター代など長期的なランニングコストで比較してみましょう。
電気代の比較としては、
- スチーム式>ハイブリッド式>超音波式>気化式
の順に電気代が高い傾向があります。
選び方⑥:デザイン
1. シンプルでおしゃれなデザイン
室内に置きっぱなしの加湿器は、インテリアに馴染むデザインを見つけると、暮らしがより豊かに。最近では国内外のおしゃれな加湿器が増えています。
2. 静音性
寝室で使う場合は静音性も重要。静音性が高いモデルだと使うシーンが広がりますね。
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まとめ
いかがでしたか?
理想の加湿器を選ぶには、
- 加湿器の種類
- 部屋の広さ
- 加湿器の水タンク容量
- メンテナンスのしやすさ
- コストパフォーマンス
- デザイン
の6つのポイントを抑えて加湿器を選ぶのが重要です。
快適な室内環境や健康のために、ご自身の部屋や使うシーン、ライフスタイルに合わせて理想の加湿器を選んでみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!
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