こんにちは、seaです。
今回のブログでは「五千尺ホテル上高地の宿泊記・レビュー」をご紹介します。
日本有数の観光地の一つである上高地。
その観光地の中心部の便利な場所にある五千尺ホテル上高地に、紅葉の季節に訪れてみました。
あいにく紅葉は終わりかけで見頃は過ぎていましたが、上高地の絶景とホテルステイの両方を楽しむことができました。
今回は五千尺ホテル上高地の宿泊記・レビューをたくさんの写真とともにご紹介したいと思います!
五千尺ホテル上高地へのアクセス
五千尺ホテルは長野県松本市の国内有数の観光地「上高地」にあるホテルです。
風光明媚な上高地の有名な撮影スポット「河童橋」のすぐ近くにたたずむ五千尺ホテル上高地は、春の新緑シーズンから秋の紅葉の季節に掛けて訪問する方が後をたたない人気のホテル。
自家用車で向かう場合は、五千尺ホテル上高地があるエリアは通年マイカー規制をしているため、
- 松本市方面から向かう場合は、沢渡(さわんど)駐車場(マイカー駐車料金1日700円)
- 高山市方面から向かう場合は、平湯のあかんだな駐車場(マイカー駐車料金1日600円)
に車を止め、シャトルバスまたはタクシーで 現地に向かうことになります。
- 駐車料金は日付が変わると2日分料金になる点は要注意!
駐車場から上高地バスターミナルまでのシャトルバスの料金は、
- 沢渡(さわんど)駐車場からは大人片道1,300円(往復割引料金2,400円)
- 平湯あかんだな駐車場からは大人片道1,180円(往復割引料金2,090円)
で、子供は半額です。
タクシーで向かう場合はお得な定額制で、
- 沢渡(さわんど)駐車場からは大正池までは3,500円
- 沢渡(さわんど)駐車場から上高地バスターミナルまでは4,200円
です。
その他、電車や乗換いらずの直行バス、ツアーなどもあります。
五千尺ホテル上高地のおすすめポイント
五千尺ホテル上高地ホテルは、「上高地」と言えばあの一番に浮かぶ絶景、その有名な撮影スポット河童橋の目の前にあります。
このホテルの一番のポイントはとても便利な立地かもしれません!
- 早朝に穂高連峰にかかる日の出を拝みたい!
- 明神池方面の散策を楽しみたい!
方にはかなりおすすめです。
上高地の有名なホテルには「上高地帝国ホテル」があります。
上高地帝国ホテルも泊まったことがありますが、そちらはログハウスのような温かみのある外観の森の中に静かにたたずむ上品なホテルで、観光客やお土産屋などの喧騒から離れて静かなゆったりとしたひとときを過ごしたい方におすすめ。
帝国ホテルから河童橋までは約15分程度(約1.2km)歩きます。
どちらも素敵なホテルですが、林の中で静かにゆったりと過ごしたいなら帝国ホテル、上高地のホテルステイの醍醐味、早朝起きがけにすぐ絶景を楽しみたい方は五千尺ホテル、と目的に合わせて使い分けるのも良いかもしれませんね。
五千尺ホテル上高地のエントランス
さて、早速ここからは五千尺ホテル上高地の宿泊記・レビューについて写真とあわせてご紹介します!
上高地バスセンターから梓川沿いを5分ほど歩くと、河童橋のたもとにあるホテルのエントランスに到着!
お土産屋の隣で人通りの多い賑やかな通りに面していてとても活気があります。
併設するカフェは既に列ができていました。
カフェのメニューはこのような↓感じ。人気の和栗のモンブランは残念ながら既に完売でした!
カフェの列を避けてエントランスに入りました。
館内は木の天井や柱、石造りの設えが山のホテルらしい穏やかな雰囲気です。
廊下の途中からホテルのレセプションを見るとこのような感じ。落ち着いた雰囲気ですね!
右手がカフェで、左手が休憩室です。
五千尺ホテル上高地の部屋
チェックインを済ませ、早速部屋に向かいます。
廊下はシンプルな内装。清潔且つとても静か!
今回は102号室を予約。紅葉の季節のためか他の部屋は既に満室で、辛うじて空いていた一室がぎりぎり予約できました。
扉や部屋番号の札は山小屋感(?)があり少しカジュアルな感じ。
部屋は天然木と青を基調にしたシンプルなインテリアで清潔な雰囲気です。
1階なのですぐ前が通路になっている為、通行者の視線が気になる方は2階以上が良いかもしれません。
とはいえ、我が家の滞在中は前の通路を通る方はあまりおらず、思ったより気になりませんでした。
窓の外はすぐ梓川。 川の音が心地よい!
視線を左にずらすとすぐそこにあの河童橋!有名な絶景撮影スポットがすぐ近くにあり、観光にも散策にもとても便利な場所です。
さて、室内に戻り詳しくご紹介しますね。
まずバスルームをご紹介。バスルームはユニットタイプ。
古さはあるものの、とても丁寧に清掃されていています。
比較的小さめなバスルームで少し残念でしたが、大浴場があるためそこまで不便は感じませんでした。
アメニティは必要最低限。基礎化粧水などは持参した方が良いですね!
ちなみに袋に入っているのはドライヤーです。
もちろんタオルなどは備え付けられています。
タオルはホテルのロゴ入り。
室内着はワンピースタイプ。
室内着のままホテルの大浴場に行くことも可能です。
上高地は特に朝晩とても冷えますので、綿入りのベストも備えられています。
ただ、室内は室温が適度に保たれている為着用することはありませんでした!
室内には金庫も備え付けられていて安心。
大自然の中のホテルのため、殺虫剤も常備されていました。
(幸運にも滞在中に使うことはありませんでしたが!)
飲み物はお茶やコーヒーなどが備え付けられています。
冷蔵庫にも焼き菓子や飲み物が。室内にある飲み物は全て無料でいただけます。
常温のお水が好きな方もご安心を。常温のペットボトルの水も用意されています。
小さめサイズのペットボトルで持ち運びが便利!散策の際に早速持っていきました。
上高地の土地柄、美味しい水も用意されていました!
ペットボトルは持ち出し用として、室内では天然水を美味しくいただきました。
五千尺ホテル上高地の夕食
日中の散策で心地良い疲れを感じてホテルに戻った後は、楽しみにしていた夕食の時間。
メインダイニングGRAND(グランド)でフレンチをいただきました。
ロイヤルコペンハーゲンのディナープレートで迎えられテンションが上がります。
本日のメニューはこちら。
アミューズから魚・肉料理までのフルコースでとても楽しみです!
バターが盛られた器は、ロイヤルコペンハーゲンでは今まで見たことのないサイズの小さなプレートで、とても可愛い!
ロイヤルコペンハーゲン特有の綺麗なブルーの手書き模様は、飽きの来ない素敵なデザインですよね。
アミューズはケークサレとイワシのサモサ。
左上がケークサレで、手前がイワシのサモサです。
さっと頂ける一口サイズながら、味がぎゅっと詰まっていました。
特にイワシのサモサがお気に入り!
次に前菜はタラバ蟹、ホタテ、オマール海老のジュレ。
上にウニとキャビアも乗っていてとても贅沢!
魚介の味はしっかりしながらもジュレの爽やかさも合わさってとても美味しかったです!
もう一皿お代わりで頂きたい位でした。
前菜の後はスープが運ばれて来ました。
小布施栗のスープ。信州の小布施産の栗を使ったスープは、栗の香りが漂い秋を感じさせます。
小布施の栗は徳川家にも献上され愛されたブランド栗で、濃厚で甘味が強く、コクのある味わいに定評があります。
苦味のないまろやかな栗の風味が口いっぱいに広がります!
メイン一つ目の魚料理はチカメキントキのポワレです。
チカメキントキとは、金目鯛に似た味わい深い高級魚。
皮目をパリッと焼かれた魚は香ばしく身はふっくら。確かに美味しいお魚!
周りに添えられたお野菜も地元産で、魚と一緒に味わうのも楽しい!
メインの二品目は、地元長野県産の牛フィレ肉のグリエ。ごぼうのソースが添えられています。
牛肉のグリルにごぼうの風味が加わることで一層濃厚さが感じられます!
アミューズからメインまで全て丁寧に作られていて、とても美味しかったです!
心もお腹も満たされたところで最後のデザートタイム。
デザートはクラウンメロンと迷いましたが、柿とマスカルポーネのパルフェグラッセと青リンゴのソルベを選びました。
色がピンクに見えますが(!?)、食後の飲み物のカフェオレ。
散策や登山の後にこのような高クオリティの大人なディナーをいただけるのは、ホテルステイの醍醐味かもしれませんね。
満足度が高い素敵な時間を過ごすことができました。
五千尺ホテル上高地の朝の楽しみ
五千尺ホテルに泊まったら、早起きは必須。
明け方になるとカメラを抱えた方々がわらわらと河童橋に集まって来て、お目当てはやはり、この絶景。
いつ見ても変わらずそこに佇む雄大な山々や木々の緑、澄み切った空気に心から癒されます。
日帰りの観光客がまだ来ないうちの静かな朝を迎えた上高地は、どこもかしこも写真映えする絶景ポイント。
朝焼けに照らされた穂高連峰を前に、皆様夢中でシャッターを切っていました。
五千尺ホテルに滞在することで、起きがけにすぐ絶景と静かな上高地の散策を楽しめます。
ゆったりとした朝の上高地の空気感と、早朝の美しい山並みを見逃さず楽しみたい方にとてもおすすめです!
五千尺ホテル上高地の朝食
朝の上高地の散策を楽しんだ後は、待ちに待った朝食タイム。
定番のふんわりオムレツはもちろん美味でしたし、野菜たっぷりの豚汁で体の中から温まりました。
毎朝フルーツをいただく我が家にとって3種のジュースも有難かったです!
朝はやっぱり炭水化物でエネルギーチャージをしないと!
パンとおにぎりが選べます。我が家はおにぎりを選びました!
炊き立てのお米はふっくらもっちりとしてとても美味しかったです。
朝食会場のレストランからは、朝の上高地のこの眺め。この日も天気が良く、絶好の登山日和ですね。
静かな朝の時間をゆったりと楽しみながら朝食をいただきます。
嬉しいサプライズ。朝食にはデザートも付いていました。
朝の糖分とコーヒーの組み合わせは、眠気覚ましにピッタリです。
おまけ
滞在中、岳沢小屋まで日帰り登山をしました。
岳沢登山口から片道2時間半、森の中の登山道をひたすら登り続け、途中河童橋から見えるあの礫の斜面を越え、
所々雪や氷が残る登山道を恐る恐る過ぎるとようやく到着しました、目的地の岳沢小屋!
小屋のテラスからの乗鞍を望む大パノラマと心地よい風で疲れも吹き飛びます。
残念ながら今回は小屋周辺の紅葉が終わっていましたが、見頃の頃は本当に素晴らしい景色を見ることができるそう。
振り返ると悠々とした穂高連峰。空の青と山頂の岩肌の白のコントラストが美しい!
岳沢登山道は、比較的きれいに整備されており両手をつかないと登れないような崖のような急斜面があるわけでもないため、基本的な体力があれば初心者でも登ることができます。(とはいえ、結構疲れましたが。。。)
途中凍りついた道もあり、我が家は登山靴のままでなんとか渡り切りましたが、アイゼンを付けて登られていた方もいました。
初冠雪の便りが届いたら、念のため簡易アイゼンもリュックに入れて向かう方が安心かもしれません。
まとめ
日本有数の観光地の一つである上高地。
上高地を満喫するには日帰りよりもやはり宿泊してみることをおすすめします。
観光にも散策にも便利な場所にある五千尺ホテル上高地は、大自然の中でアクティブに楽しみたい、でもホテルステイや夕食や朝食にもしっかりこだわりたい、そんなわがままを叶えてくれるホテルです。
次回は新緑の爽やかな季節に再訪し近年リニューアルされたばかりの2階や上層階にも滞在してみたい!
住所:〒390-1516 長野県松本市安曇上高地4468
電話番号:0080-800-5125(受付時間:11:00〜17:00)
営業期間:4月下旬〜11月下旬
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